アライグマの可愛らしさにハマったのはここ1年くらいです。

以前から動物・ペット関連の動画を見たりするのが好きで、自分で飼っていない、または飼えない動物は動画を鑑賞することで間接的に愛でておりました。

たまたま見かけた「タイヤに挟まって動けないアライグマを救出!」みたいな動画を観てひと目で気に入ってしまい、それからというものyoutubeやニコニコ動画などのサイトでもっぱらアライグマを検索して回るのが日課になってしまいました。

アライグマとは?

アライグマはもともと北米大陸に住む哺乳類です。現地にいる野生のアライグマは様々な亜種があって、大型のものは140センチにも育つそうです。

雑食性で、木の実・果実や小動物まで食べられるモノは何でも食べます。

森林や草原が主な生息地で、近年は人間が開拓した都市部にも定着しています。

アライグマの天敵はコヨーテやオオカミなどの肉食獣ですが、都市部にはこれらの動物が近寄らないので、アライグマにとっては好都合なようです。

アメリカ・カナダでは身近な野生動物として親しまれてきましたが、日本国内にやってきたのは20世紀後半になってからです。

あらいぐまラスカルの影響もあってアライグマブームが起こり、ペットとして輸入されました。しかしアライグマはイヌ・ネコなどの愛玩動物と比べると家飼いが極めて難しく、飼育を諦めた飼い主が放棄したアライグマが国内で野生化して、畑や民家を荒らす被害が起きています。

アライグマの魅力

アライグマの魅力は、やはり外見や仕草の可愛らしさだと思います。

タヌキに似た丸っこい体形で、あまり敏捷性はなくて、歩き回る姿はとってもマイペースな印象を与えます。

茶色と黒の縞々な尻尾とか、黒くふち取りになっている目元のあたりがチャーミングです。

もともと人間の側で暮らすことで天敵の脅威から遠ざかってきたため、都市部に住んでいるアライグマは、人間に対してあまり警戒心を持たないようです。

好奇心旺盛なのも特徴で、目につくモノを片っ端から触ります。

あまり視力が高くないので、手で触って確認する習性を持っています。

食べ物を水に浸けてガンガン洗う仕草が有名ですが、これも食べ物を触覚で確かめているそうです。

餌付けは簡単

比較的、人間を警戒しないので餌付けは容易らしいです。貰った食べ物を洗いまくって食べる光景もよく見られます。

ワタアメを貰ったアライグマが嬉々として水に浸けて洗いだし、溶けて無くなったワタアメにびっくりして周りを探してる動画も有名です。

他の動物でもそうですが特に子どものうちは本当に可愛いです。ククククク……と独特な鳴き声を発して保護者にくっついてまわります。

普通は母親アライグマと一緒に行動してますが、子どものうちに人間を保護者と思い込むとその人を追いかけて暮らすようになります。

野生のアライグマは駆除の対象に

こんなに可愛らしいアライグマですが、現在日本国内では、アライグマは特定外来種に指定されています。飼育や譲渡が禁じられていて、野生のアライグマは駆除の対象です。

農作物を荒らしたりするなどの被害が年々拡大しており、他の小動物(例えば仔猫など)を襲って食べるケースもあります。

元はといえばペットとして国内に輸入されたのですが、先にちょっとお話した通り、家飼いは極めて困難です。

子どものうちはよく懐いて可愛がれるのですが、生育して成獣になるとしつけが難しくなります。

闘争心が強くて、特に雄同士は激しく争う習性があります。

室内で飼うと壁や天井を食い破り、手に触れるモノは片っ端から水に浸けたり散らかしてしまいます。

様々な感情表現をするアライグマ

これはあくまで私見ですが、アライグマはたいへん強い自我を持った生き物です。愛情や好奇心、闘争心も含めて様々な感情表現をします。

人間から平気で餌をもらって食べますが、イヌやネコのように懐いたり、服従したりというケースは滅多にありません。

そのため家飼いが難しいのは当然で、北米の動画でも、アライグマを飼う人はほとんどが広い庭で放し飼い状態にしています。

アライグマにとって人間は「オオカミとかと違ってそんなに危なくない」存在であり、「食い物くれるから助かる」程度の存在なんだと思います。

餌をあげれば平気で近寄ってくるし、餌くれアピールも上手で、多彩で、ラブリーです!かといってそれで忠義を示すことはあまり無いんだと思います。

アメリカの都市部ではゴミ集積所に集団で入り込んで人間の残飯を漁って、朝になってみると集積所のバケットから出られないアライグマが各地で続出しているそうです。

そんなアライグマを見かけた人は木の棒とかでアライグマの脱出を手伝ってやっています。

アライグマのほうも慣れたもので、人間が近付くと「待ってました!」と言わんばかりにプルプルと立ち上がったりして助けてアピールをします。

それで無事外に出ると木立に向かって帰っていくんですが、慣れてるアライグマは助けてくれた人間に向かって一礼していくんです。

ゴミを漁るのがカラスみたいではありますが、ペットとして束縛するよりも、人間とアライグマにとっての距離感がかみ合ってる気がします。

まとめ

いま紹介したようなアライグマ関連の動画は、動画サイトで検索すればザクザク見つかります。

平気で人里に近寄りつつ、ちょっとドジっ子な所を見せてくれるアライグマは本当に可愛い!です。

残念ながら国内では、人間とアライグマの関係は不幸なケースが多いですが、そもそもペットにしようと輸入した人間が悪いのであって、アライグマはただ環境に適応してタフに生きているだけです。

実害を被っている方はなかなかアライグマを好きになるのも難しいでしょうが、将来は人間とアライグマが、もっと上手に住み分けできる世の中になって欲しいな……などと想いつつ、今日もアライグマ動画を眺めて顔をほころばせております。