赤坂に勤めるOL…といえば聞こえがいいですが、日々バタバタと目の前の敵を竹やりでなぎ倒すような企画営業職、OLというよりはサラリーマンです。

立ち食い蕎麦…ラーメン…さくっと代名詞のランチが大好き!

それでもオフィスで20分しかランチできる時間がない!という日に、いつもほんの少し優しい温かみを足してくれるのが、コンビニで売っている汁物類なのです。

汁物ばかりに詳しくなっていきます。

そこで出会った、魅惑の汁物、愛する「辛王」。この魅力について紹介いたします。

カップスープ『帝王』とは

ポッカサッポロ フード&ビバレッジ株式会社から発売されているカップスープ「辛王」。

2016年3月に誕生したシリーズで、2017年のリニューアル前には、「トムヤムクンスープ」「グリーンカレースープ」麻辣スープ」「インドカレースープ」「「炎の海鮮チゲ」等のラインナップがあったはずですが、現在は「旨辛ユッケジャンスープ」のみが販売されているようです。

辛すぎて店頭の棚取り合戦に負けたのでしょうか…。悲しい王です。

基本的に私が見かけるのはコンビニのみですが、地区によってはSMやGMS等でも取り扱いがあるのかもしれません。見かけたら王を買い占めたいものです。

発売時のリリースを拝見すると、かなりエスニック推しの内容となっているのですが、エスニックとしては日清さん等の先人が偉大すぎて、花開かなかったのかもしれませんね。

辛い物好きを満足させる辛さが好き

最初にいただいたのは、「炎の海鮮チゲ」だったと記憶しているのですが…。

オフィスの自席で、ひゃん、となりました。すごく辛いものって、まずファーストインプレッションが「冷たい」んです。

私は辛い物が大好きで、「蒙古タンメン中本」では取り急ぎ北極を頼みますし、この程度だと真の「猛者」とは言えないレベルですが、ある程度辛い物好きとしての自負はあります。

この感じ、辛い物がお好きな方にはすごく共感してもらえると思うのですが、なんというか、熱い、とか辛い、とか痛い…ていう感覚は後からやってくるんです。

「あひゃ、つめた!」となったら、それは本格的に辛い物。辛すぎて体のどこか(こめかみあたり?)がなんだか冷えるのです。

まさか、コンビニで売っているカップスープで、あの「冷たい」感覚を味わえるとは思っていませんでした。

でもやめられない止まらない二口目、三口目。おにぎり。入れちゃえ。昆布入ってるけど一緒に入れちゃえ。

おにぎりがいい感じでスープを冷やし、うまみを引き立たせる。具の昆布までがまろやかさと辛さの中の甘さを助長させる。なにこれ、ものすごく…幸せです。

辛さが強烈なので、辛いもの苦手な人にはNG

辛い物がお嫌いな方は絶対ダメです。当たり前ですけど。

私が辛王を買って席に戻ると、もうそれだけで辛い匂いがフロアに充満するので、隣の席の辛い物が嫌いな男子が、非常に汚いものを見るような目で私を見ていたことを記憶しています。

そのくらい、辛い物嫌いには匂いだけで嫌われます。

上下関係が激しく、特に上司が辛い物が嫌いなどの場合には、人格を疑われることがあるかもしれませんので、気を付けてください。

また、階下のコンビニでスープを作った手に多少の香辛料がついており、それに気づかず目をこすったら、

コンタクトごと目がもげそうになりました。

インスタント食品を触ったら手を洗う、これはOLのたしなみだったんですね。失礼しました。

辛さだけじゃなく、しっかり美味しいところも好き

「辛王」は、とにかくちゃんと辛くておいしいです。辛いものって、ただ辛いというだけのものが多いではないですか。

でも、スープを飲んでいるうちにもっと白いご飯が食べたくなっちゃったなあ、とか、ああ、オフィスなのに鼻の下に汗かいちゃったなあ、とか多少の背徳感と共にちゃんとからうまさに「浸りきれる」のが素晴らしいところ。

コンビニご飯は味気ない、というのが定説ですが、あの主役級の辛さ感はそれをしばし忘れさせてくれます。

セクシーなCMが話題になった

また、発売当初は販促プロモーションの一環として、グラビアアイドルを起用した「辛萌え動画」というグラドルたちが汗だくで「辛王」を飲み干す…というコンテンツを作成していました。

この、「辛さとは、セクシーさである」という、辛さに「概念」を持ち込んだポッカサッポロさんの偉業に、激しく賛同せざるを得ません。やはり、辛い物は根源的な本能の部分を揺さぶる何かがあるのです。

なんだか、辛王を飲み干している自分が、やたらセクシーに感じてくるのです。冷静に見ると、鼻の下に汗かいたりしてるだけで全然セクシーじゃないんですけどね。

ポッカサッポロのスープシリーズは全体的に美味しい

そしてそもそも論ですが、ポッカサッポロさんのスープシリーズが好きです。

「じっくりことこと」シリーズは有名ですね。でも、やっぱりクノールさんのカップスープシリーズに知名度も売り上げも何もかも勝ててる感じがしません。

味もなんとなく、クノールさんの方がメジャー感があるような気がしてしまいます。「じっくりことこと」シリーズの方が味が濃く、デイリー感も希薄です。

それでも、なんていうか、その奥手な感じが、控えめな中に苛烈な個性を無駄に眠らせている感じが、「辛王」シリーズに代表されるように、ポッカサッポロさんという企業の中にある気がしてならないのです。思わず、どうしても、見かけると試してしまうのです…。

まとめ

今回は、ポッカサッポロ フード&ビバレッジ「辛王」の辛さ、うまさとブランドの魅力を中心に、ポッカサッポロさんという企業の魅力も合わせてお伝えいたしました。

どちらにしても、竹やりをもって敵をなぎ倒す企業戦士たちにとって、カップスープというのは一時の癒し、オフィスで偶然仲良くなれた美人受付嬢のように、それと触れ合うわずかな時間というのはかけがえのないものなのです。

今、多くのカップスープシリーズを各社さんが発売してくださっていますが、コンビニPB商品に負けず、ますますのラインナップの充実をお願いしたいところです!