私は東京都に住む釣りやダイビングなどのマリンスポーツが趣味の26歳の不動産屋ですが、紹介するホンソメワケベラとの出会いはダイビングをしている時でした。

ダイビングのライセンスを取得して2回目に潜った海でホンソメワケベラに出会い、見た目の美しさとダイビングのコーチにホンソメワケベラの生態について聞いた事から好きになり興味を持った事がキッカケです。

見た目的にも派手なホンソメワケベラの興味深い生態を紹介します。

ホンソメワケベラとは?

ホンソメワケベラは、日本の沿岸などでよく見られる体に一本の線が特徴的なベラ科の魚です。
ホンソメワケベラの大きさ的には10センチ程なので、あまり存在感はないですが、水中で見るととても綺麗な魚に見えます。

ダイビングや釣りなどで見る事が出来る魚で、基本的には食用にはならない魚なので、スーパーの鮮魚売り場などでは見る事は出来ないです。

飼育用にも人気があり、スマートな体はスタイリッシュに水槽を彩ってくれます。

ホソソメワケベラの由来は、体が細くて白と黒に染め分けられているところからきています。
掃除屋という異名があり、クリーンな魚として興味深い生態を持っていますが、水槽の掃除要因としても活躍している魚です。

掃除好きなお魚で興味深い

ホンソメワケベラの一番の魅力としては、綺麗好きで、掃除好きという事が興味深く好きなポイントです。

ホンソメワケベラは、他の魚に付いた寄生虫を食べるクリーナーとして有名ですが、大型魚の鰭のまわりやエラや口の中を丹念に掃除する魚ですが、不思議なことに口の中を掃除していても捕食される事は無いのです。

相手が大きい場合には、数匹がかりで掃除する事もあり、自分より小さい魚も掃除したりする事もある優しい魚と言えます。

大型の魚を掃除している時には、ホンソメワケベラはときどき飛び跳ねるように泳ぐ独特のダンスをして、ダンスと特徴的な体の模様が、掃除をする魚という合図になっていると言われています。

体長が小さい事から一見すると襲われそうなホンソメワケベラですが、襲っては来ないです。

ホンソメワケベラの掃除は人気が高く、周りにベラやチョウチョウウオが集まって順番待ちをしていることもある程です。
小さな掃除屋として人気の高いホンソメワケベラの魅力と言えます。

ホンソメワケベラになりすまして悪さをする魚がいる

掃除好きで知られている人気のホンソメワケベラですが、大型の魚からも攻撃を受けないのを利用してホンソメワケベラになりすまして悪さをする魚がいます。

ニセクロスジギンポという魚で、見た目的には全く分からない程に似ています。
ニセクロスジギンポと間違われて攻撃されてしまう事もあるホンソメワケベラの欠点とも言えます。

ホンソメワケベラのふりをして他のさかなに近づいたニセクロスジギンポは、相手のウロコや皮膚を食いちぎってしまい、素早く巣穴に逃げ込み悪さをします。

ホンソメワケベラとニセクロスジギンポの見分け方としては口の形状で、ホンソメワケベラは、顔先に口がありますが、ニセクロスジギンポは、顔先やや下側に口があります。
その程度の違いしかないので、魚はおろか人でも見分けるのが難しいです。

その他のホンソメワケベラの魅力・特徴

【ホンソメワケベラは海の生態系に必要不可欠】

ニセモノはいるもののクリーンな魚として人気がありますが、ホンソメワケベラを全て捕獲するという実験を海域に絞って実験を行いました。

結果的に近くに住む魚類の病気率がアップして、そのうち魚がホンソメワケベラのいる場所に引っ越してしまったという結果が出ています。

魚にとってホンソメワケベラは大きな支えになっている小さな頑張り屋と言えます。

【性転換が自由自在に出来る】

魚の世界では性転換をする事はあまり珍しい事ではないと言われています。10年ほど前まではメスからオスだと考えられていましたが、最近では雄雌双方への性転換が可能であることが分かりました。

基本的にホンソメワケベラはメスで生まれてきます。ある集団の中で最も大きい個体がオスへと性転換して繁殖行動を行います。
集団のオスがいなくなると次に大きい魚がオスへと性転換する仕組みになります。

ホンソメワケベラの場合には、なんらかの理由で集団から離れたオスが、次に出会った集団に自分より大きいオスがいると、メスに性転換することが出来るという他の魚にはないどちらでも性転換する事が可能です。

【恋の争いはないホンソメワケベラ】

生物の中ではメスを巡ってオス同士が喧嘩するなどの恋の争いをよく見かけますが、ホンソメワケベラの場合は、身体の小さい方がすぐにメスになるので争いは起きないです。

同種間の争いが限りなくゼロに近い事から種の繁殖戦略としては有利と言えます。

ウミウシの様に雌雄同体という訳ではなく、それぞれ性器が変化しメスがオスにオスがメスに変わるという不思議な性転換が可能なホンソメワケベラです。
ひたすら恋が出来る生態を持つと言えます。

まとめ

ホンソメワケベラは、多くの不思議な生態を持つ魚として観賞魚としても人気の魚です。
クリーンな魚として人間界でも海の生物界でも人気の高い特徴を持ちます。

大型の肉食魚にも襲われない掃除をしている事を表すダンスや他の魚にはない自由自在な性転換など興味深い一面があります。

日本に多く生息しているので気軽に出会う事が出来る魚です。全長10センチ程で、小さな魚ですが海の生態系には欠かせない魚として重宝されています。