私は都内に住む30代会社員男性です。私は小学校から高校卒業までずっとサッカーをしているサッカー少年でした。

学校ではサッカー部、学校以外でも地域のサッカーチームに所属しているほどとにかくサッカーに明け暮れて日々を過ごしていました。

そんな私は、小学校1年生の時に友人に誘われて地域の小学生サッカー教室に行ったのですが、当時、開幕したてのJリーグで万人から注目を集めていたのが「カズ」こと三浦知良選手でした。

他の選手にないテクニックや魅力に私も魅了され、いつしか憧れになっていました。そんなカズ選手について書こうと思います。

日本サッカー界のレジェンド『三浦知良』

「カズ」こと三浦知良選手は現在、50歳という現役選手の中では最高齢であり、J2の「横浜FC」で今でもプレーを続けています。

今ではかつてほどの出場時間は減ったものの、出場した歳には必ずファンからの声援に答えるプレーをしてくれ、「50歳と14日」というJリーグ最年長得点記録を持っています。

アメリカワールドカップの出場をかけてたたかった1993年10月の「ドーハの悲劇」、「日本選手のはじめての海外リーグ挑戦」、日本が最初にワールドカップ出場を決めた「フランスワールドカップ予選」など日本サッカー界の大きな動きが有ったときには必ずそこにカズ選手の存在は有りました。

もはや日本サッカー界の伝説的選手にもなっていて、「カズに憧れてサッカーを始めた」という世代の若手選手もいる中、彼らと互角にやりあうカズ選手は今でも多くのファンが応援し続けています。

サッカーに対する情熱・努力・諦めない姿勢が好き

カズ選手の1番の魅力というのは「自分のサッカーに対する情熱」です。

中学時代の進路相談の時の「進路はブラジル」という答えに担任の先生が「あなたには99%無理だ」と言ったときも「1%あれば十分です。僕はその1%を信じます」という返答をしました。

50歳という「サッカー選手としての常識」では考えられないほどの年齢でプロ選手を続けていることに対して「いつ引退するのか」という質問には「わかりません。まだ出来ると思うし、まだうまくなりたいから続けています。」という返答をしています。

予選にこそ出場経験があるものの、本大会には出場経験がないワールドカップも「今でもめざし続けています。サッカー選手としての夢ですから」という返答をします。

このように自分自身の「サッカー」というところに常に想いを持ち続けているところ、そして、それを達成するためにとにかく出来る努力は全てするところ、そして何より「諦めない」という姿勢が彼の最大の魅力です。

強気で自信過剰なカズ、でもそれが今のカズを作った

カズ選手は今では穏やかになり、丸くなったものの、以前は少々「かっこつけている」ところがありました。

15歳でのブラジルサッカー留学、日本人選手として最初の海外リーグへの挑戦など今の日本サッカー界の基盤を作ったと言っても過言ではないだけに15年ぐらい前までは「俺はカズだよ?」というかっこつけている部分があったのが唯一の欠点です。

例えば、日本がフランスワールドカップの出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」の時に交代を命じられたカズが自身を指さし「俺?俺なの?」というシーンがあったのは印象的です。

当時はカズ選手は「自分は出場して当たり前」という少々「強気で自信過剰」な正確が見受けられたと思います。

しかし、こういった欠点があったからこそ、今のカズ選手が有るのだと思います。

カズの魅力はピッチの外でも変わらない

サッカー選手としての「三浦知良」はとにかく多くの人の憧れの的です。

ブラジル仕込みのまたぎフェイントや日本人離れしたテクニック、一世を風靡した「カズダンス」、そして、50歳という年齢でもプロサッカー選手を続けていくという覚悟と想い、そしてその裏にある並外れた努力ととにかく彼の魅力に憧れました。

しかし、彼の魅力というのはサッカーだけではありません。サッカー以外にも彼の行動、そして言葉にも魅力がたくさんあります。

例えば、2011年3月11日に起きた東日本大震災の時には「この状況を少しでも明るく前向きにしたい」という理由で被災地を訪れ、炊き出し作業の手伝いや、避難所の人との会話、そして子供たちとサッカーをして勇気づけました。

また、スーツを始め、外出する際やマスコミの前に現れる際の奇抜な衣装など「カズが着ているスーツや服が売れるようになった」という経済効果まで上げてしまうというところもあります。

そしてピッチを離れたカズ選手の一番の魅力というのは「売名行為でしているのではなく、ただ自分がしたいからしている」という慈善活動に対する姿勢です。

養護学校を訪れたカズ選手が、ジャージに着替えて学生たちと交流を始め、子供たちも真剣なまなざしでカズのボールを追いかけ、本当に笑顔でカズとの交流の時間を楽しみました。

そして最後にカズが「みんなありがとう」といって現場を去ったのですが、このとき居合わせたマスコミの「なぜありがとうと言ったのか」という質問に対して「僕が彼らに何かをしてあげてるって?逆に僕が何かをもらっているようには見えなかったかい?」 と答えました。

「僕がしたいからしていることだよ?」というこのカズの姿勢はピッチ外でも魅了されるところです。

まとめ

日本サッカー界を築いてきた「キング・カズ」が今でも現役で居続け、結果を残し、多くの人を魅了し続けているのは多くのストーリーと努力があったからです。

サッカーに対して、社会に対して、ファンに対して、そして自分に対して、決して偉ぶることなく、他人の意見に左右されることなく、自分の堅い意志と努力があるからこそそうあり続けていられるのです。

そして、物事に常に謙虚でいるその姿勢もまた、多くの人に指示され続ける理由だと思います。魅力溢れるサッカー界のレジェンド、「三浦知良」を知ってみてください。