2015年からプロ野球観戦に興味を持った私は、シーズン中ほぼ毎日いろいろなチームの試合を観ています。

そんな中私が紹介するのは、阪神タイガースに所属する大和選手です。数ある試合を観戦し、阪神の大和選手を知りました。

大和選手は、プロ野球選手として非常に魅力的です。ですので、大和選手のいったいどこが魅力的なのか、私なりの紹介をしていきます。

プロ野球を観戦し始めたのは最近ですが、それまでは高校野球の観戦をしていました。ですので、その経験を活かして書いていきたいです。

大和とは?

登録名は大和になっていますが、フルネームは前田大和です。鹿児島県の名門である樟南高校卒業で、2005年にプロ入りを果たしました。

その後コンスタントに試合に出続けていて今では中堅選手のポジションですが、2017年はシーズン後半での活躍が目立ちました。

大和選手はセカンドもショートも守れますが、今はセカンドが上本選手でほぼ固定されています。そうなるとショートですが、シーズン序盤は若手の北條選手がいました。

その後北條選手に代わって糸原選手になったのですが、不運にもケガで離脱してしまいました。そこで、大和選手に白羽の矢が立ちました。

大和選手はその機会を活かしてショートのレギュラーポジションに定着し、2017年のシーズンを終えました。

とにかく守備がうまい

大和選手の魅力を紹介するうえで絶対にはずせないのは、守備の上手さです。

もともと入団当初から守備力には定評のあった大和選手ですが、そのプレーの華麗さには見惚れてしまうほどです。

2017年のベストプレーとして挙げたいのは8月11日のベイスターズ戦で見せたみごとなゲッツーです。

三遊間の深いところに飛んだ打球を上手く捕球した大和選手はすかさず二塁へ送球、無駄ひとつない連携プレーでゲッツー完成となりました。

ショートというポジションだけにゲッツーは得意なのかもしれませんが、それにしても「上手過ぎる」とうなってしまうぐらいのファインプレーで、これぞ完成されたプロ野球選手のプレーだと感動しました。

この魅力はたとえ阪神ファンではなくてもプロ野球好き、いや野球が好きなら誰でもすごいと感動できるプレーでした。

どんなボールも堅実に処理する

また、そんな派手で華麗なゲッツーだけではなく、どんなボールも堅実に処理する大和選手の守備はショートのお手本です。

何気ないゴロ1つとってもしっかりと処理しますし、まったく隙がないです。

同じポジションの北條選手も糸原選手も守備は上手いと思いますが、さらにその上をいっているような気がします。

この守備の上手さが大和選手の代名詞になっていて魅力的です。

打撃についてはまだ成長の余地あり

プロ野球が好きでも、阪神ファンでないとなかなか注目されにくい選手かもしれません。

また、守備の上手い大和選手ですが、その分打撃に関してはまだもう一歩なところがあります。

その打撃についてもいろいろと工夫しているので成長の余地はありますが、もうすぐ30歳になってしまうので瀬戸際にいるのは間違いありません。

野球に詳しくない人にはすごさが伝わらないかも

また、プロ野球どころか野球に詳しくない人からすれば、何がすごいのかいまいち伝わらないかもしれないです。

大谷選手のようなわかりやすいすごさではありませんし、ちょっと地味なところがあって伝わりにくい面があることは否めません。

そういう意味では玄人ウケするタイプなのは間違いないですし、誰にでも受け入れられるようなプロ野球選手ではないのかもしれないです。

スイッチヒッターの道を選択

大和選手の守備以外で魅力を挙げるとすれば、それは打撃面で工夫をしている点です。

下位の打順に甘んじていた大和選手ですが、だからといってただ手をこまねいているわけではありません。スイッチヒッターに転向したのです。

スイッチヒッターは、投手によって右打席に入るか左打席に入るかを自由にかえます。普通はどちからの打席だけに固定するのですが、大和選手はスイッチヒッターの道を選択しました。

スイッチヒッター転向は簡単なことではない

スイッチヒッターはバッターとしての柔軟性が求められますから、簡単にできることではありません。事実プロ野球選手でスイッチヒッターは少なく、それがいかに難しいことなのかを如実に物語っています。

また、もしもスイッチヒッターに転向して本来のバッティングまでできなくなってしまったら、いくら守備が上手くてもレギュラーからは外されてしまいます。

しかし、大和選手はスイッチヒッターとして見事に結果を出しました。2017年の打率は2割8分として、3割近い成績を残したのです。

打撃の成績も上がれば万能な選手に

守備だけではなく打撃の面でも成績が上がってくれば、本格的な1軍定着は間近のはずです。

大和選手は2番の選手として小技を使うこともできますし、状況に応じたチームバッティングも意識できるユーティリティープレーヤーです。

そういう選手なら金本監督も起用しやすいですし、プロ野球選手としてあらゆる面で欠点のない選手になっています。

打撃を含めて万能な選手というのはそういるものではないですし、これが大和選手ならではの良さです。

いぶし銀な選手に目を向けると、試合を見るのがより楽しくなる

プロ野球はホームラン数が多かったり、勝利数の多い投手がどうしても注目されがちです。

しかし、その裏には大和選手のようなあまり目立たないながらも好プレーを見せる選手がいます。そんな選手に目をつけて試合を観るとよりいっそうおもしろくなりますし、肩入れして応援したくなります。

大和選手はまさしくいぶし銀の魅力を持つ選手ですので、周りとはちょっと違う選手を応援したいならぴったりの存在です。ですので、阪神戦を観る際は大和選手にぜひとも注目して欲しいです。