現在、一人暮らしをしている20代の女です。一人暮らし自体はもう5年ほどしており、一人でいることも嫌いではないのですが、やはり常に家族が側にいてくれる実家暮らしの人などを見ると、羨ましさを感じると同時に寂しさを募らせていました。

そんな中、部屋に何か生き物がいてくれれば、この寂しさも少しはマシになるのではないか、ということでペットを飼おうと決めました。

といっても、犬猫などの動物飼育は禁止のアパートに住んでいるため、買うなら水槽で飼えるものに限定されます。そこで、思い切って前々から気になっていたウーパールーパーを飼い始めました。

ウーパールーパーとは?

ウーパールーパーは、別名メキシコサラマンダー、アホロートルなどと呼ばれる両生類です。私は直接見たことがないのですが、数年前にテレビCMでウーパールーパーが起用されてからというもの爆発的な人気を有していた生き物です。

まだ小さい~5cmにも満たないウーパールーパーの姿はとてもかわいらしく、短い手足と特徴的なヒレ、つぶらな瞳がキュート。基本的に動きは少なく、ゆったりマイペースな様子に、見ているこっちも癒されます。

ペットとしてはまだまだマイナーな存在で、金魚のように気軽に飼えるイメージは少ないのが現状かと思います。エサは何を食べるのか、直接触れるのか、水温はどのくらいが適正なのかなど、その生態について、多くの人にとっては謎に包まれているのではないでしょうか。

何を考えているか全く見当もつかない

ウーパールーパーの魅力は、その「何を考えているか全く見当もつかないところ」だと思います。

最近では、若い女性を中心にクラゲブームがありましたよね。

クラゲも水中をふよふよと泳いでいるばかりで何を考えているのやらさっぱりわかりません。言葉を発するわけでも、表情があるわけでもなく。だけどその独特の泳ぐ姿、ふよふよふわふわとした姿に人は癒しを感じているのだと思います。

同じように、ウーパールーパーも動きこそ少ないものの、その少しの動き、顔の傾きや目線、そして理由もなく突然水槽内を勢いよく泳ぎ回る姿に、先の読めない魅力を感じています。

私がどんなに仕事で忙しくしていても、はたまた、休日のゆっくりとした時間を過ごしていても、ウーパールーパーはいつでもマイペースに独自の時間を過ごしています。

まるでウーパールーパーの周りだけ時が止まっているのではないか?!というほど、おっとりとした様子は、思わずこちらも和んでしまいます。

全然動かないのに、なぜかずーっと目で追ってしまう、ふと気づけばじっくり観察してしまう、本当に見ていて飽きない生き物なのです。

角度によっては、まるでこちらに微笑みかけてくれているかのような、絶妙な口の開け方をしていて、こちらも笑顔になってしまいます。

人によっては、ウーパールーパーはグロテスク

ウーパールーパーは、まさに人を選ぶ見た目をしていると思います。

小さい頃であればわりと誰でも「かわいい」と言ってくれますが、成長して大人になっていくにつれて、その姿はどんどんグロテスクになっていきます。

どちらかというとサンショウウオに近い見た目は、決して万人向けとは言えません。

ウーパールーパーには触れない!

また、ペットとは直接の触れ合いを大切にしたいと考える人にとっては、ウーパールーパーはまず向いていません。

間違って直接触ってしまうと体温で火傷してしまうほど繊細なカラダをもったウーパールーパーとは、一緒に遊ぶという概念は存在しません。

熱帯魚などを飼ってアクアリウムを楽しむのが好きな人も、ウーパールーパーは向かないかと思います。ウーパールーパーがエサとして食べてしまう可能性があるので、熱帯魚と混泳させることはできませんし、手の込んだ装飾は、ウーパールーパーのカラダを傷つける要因となってしまうことにも繋がります。

可愛くて笑顔になれる

最初こそ、水槽に近づいただけで驚いて水槽に頭を打ってしまうほど臆病な個体を飼っていましたが、慣れてくると、エサをくれると思い水面に寄ってきてくれるのは可愛いです。

手足をふよふよさせながら水面に浮いてくる様は、思わず笑顔になってしまいます。しまいには、ちょっとでも目が合いそうになると、こっちに顔を向けて無言のエサくれアピールをしてきます。

ウーパールーパーはお腹を壊しやすい生き物で、エサをやりすぎるとすぐに体調を崩してしまうのでなかなか頻繁にえさをあげることはできないのですが、そんなアピールを何度もされると心が揺らぐばかりです。

土管で休んでいる姿が可愛い

また、レイアウトに土管をいくつか置いているのですが、その中で休んでいる姿を見るのもなかなか好きです。

特に昼間は、主に土管の中で眠っているのですが、ちょこんと鼻先だけ出ていたり、しっぽがはみ出していたりするのはとっても微笑ましい限りです。

そういえば、成長してカラダが大きくなってきてから気付いたのですが、ウーパールーパーにも鼻の穴があります。土管から鼻先だけが出ていると、鼻の穴がよ~く見えるのですが、それをじっくりと観察するのも楽しみの一つとなっています。

餌を丸呑みにするウーパールーパー

最近は、今まであげていたタブレットのエサでは物足りないくらいの大きさになってきているので、積極的に生き餌をあげているのですが、それを食べる姿も圧巻です。

ウーパールーパーはもともと待ち伏せの名手で、ひたすらエサが近づいてくるのを待って、ここぞという時に一瞬で丸呑みします。

オタマジャクシやメダカを食らう姿は、見ていて狩猟本能を掻き立てられるのかゾクゾクしてしまいます。

まとめ

ウーパールーパーは、大人になると一か月程エサをあげなくとも生きられるほど、運動量の少ない生き物です。そんなのんびり、おっとりとした姿に癒されるという人も多いと思います。

もちろん、見た目が苦手だという人もいるとは思いますが、それ以上の魅力がウーパールーパーの中に眠っています!

犬や猫は飼えないけれど何かペットを飼ってみたい、そんな人にはぜひ、ウーパールーパーも選択肢の一つとして入れてみてはどうでしょうか。

まずはペットショップで、その姿を一目見てみてください。もしも気に入ったなら、素敵なウーパーライフをお過ごしください。